ワークブーツの大定番、レッドウィングのベックマンの紹介です。
エレガントでクラシカルなフォルム
無骨な米国製ブーツを作るレッドウィング ですが、その中でもドレス寄りに仕立てられているのがこのベックマン です。
創業者の名前を冠したこのブーツ、
創業者チャールズ・H・ベックマンが生きた1910年代をモチーフに、エレガント・クラシカルを追求して作られたそうですが、1910年代といえば、明治から大正に変わるときで、タイタニック号沈没事故、第一次世界大戦勃発など、激動の10年です。
そんな時代の無骨さはありつつも、クラシカルで優雅さも感じさせるフォルムは、もはや永遠の大定番です。
いくら履いてもヘタれない丈夫さも素晴らしい
▲REDWING BECKMAN レッドウィング ベックマン ダークチェリー
これはかなり履き込んで、もう5年くらいになりましたが、コバの張り、アッパーに至るまでまだまだ大丈夫です。
日常的に使い込んで、まだまだ褪せない使い心地。
モノとしてはこれ以上ないほど優秀です。
履けば履くほど味が出てくる。
それでも、興味のない人から見ればアメカジやビンテージは薄汚れたように見えることがあるようです。
最低限、不潔な印象にならないよう、汚れやスクラッチはなるべく見えないようにケアする必要はあると思います。
アッパーの踵周りや小指あたりは最も傷汚れがつきやすい部分です。
1週間に一度はブラッシングするといいと思います。
ファッションとの汎用性の高さ
さらにこのブーツの気に入ってるところは、
ストレートジーンズからスキニージーンズ、黒スキニー、スラックスと、私が持っているボトムス全てと合うところです。
ブラック・ホワイト・ネイビー・グレーのどれか三色で構成した上下であれば、組み合わせを選びません。
あえて言えばこのベックマンもブラックであればさらにワイルドカードとして良かったのですが、リジッドデニムとの相性を考えるとこのブラックチェリーという色がベストチョイスかなと思っています。
もし今後買い替えるのであれば、ベックマンの先芯のないモデル、『ベックマン フラットボックス』のブラックを選ぶと思います。
少し粗布で磨くだけでもこの光り方。
ちなみに私が買ったベックマン はソールがウレタン製で加水分解を起こす旧型だったため、ビブラムソールに交換してあります。5,000円くらいだったと思います。
劣化ではなくビンテージになっていくモノ
普遍的シンプルエレガントで、履き込めば履きこむほど味が出てきて価値あるビンテージなっていくベックマン 。
まさに私が目指す「ビンテージになれる生き方」通りの逸品です。
それでは!